緑と清流が美しい夏のみたらい渓谷です。 みたらい渓谷は奈良県天川村にあり、山深い渓谷美が特徴的です。 みたらい渓谷を形成しているのは標高1715mの山上ヶ岳から流れ出している清流・山上川です。 天川村の名前の由来ともなっている天ノ川は標高1726mの稲村ヶ岳から流れ出している川迫川と 標高1717mの頂仙岳から流れ出している弥山川、それに山上ヶ岳からの山上川がみたらい渓谷出合滝の下で合流して 天ノ川となって流れだしています。 みたらい渓谷にはいくつかの滝があります。 最も下流にあり、国道309号線みたらい渓谷の入り口ともなる出会滝に始まり 鉄製の階段を上り詰めると哀伝橋という吊り橋に出てきます。 結構しっかりしているようで揺れまくるこの哀伝橋を渡ると見えてくるのがみたらい渓谷最大の滝、みたらい滝です。 そこからもうひとつ吊り橋を渡り、左手に渓谷を見ながらやや狭い遊歩道を上へ上へと登ってゆきます。 途中滑りそうな木でできた階段があったり、頭を打ちそうな岩が頭上にあったりしていますが、 そこを越えてさらに上へ上がり、今度は下が丸見えの鉄製の板が渡してあるところを用心しながら渡りつつ、 左手に見えるのが光の滝です。渓谷はなおも続くのですが、観音峯山(標高1347m)方面との分かれ道では 左側の渓谷ルートが通行止めになっていました。仕方なくこのあたりで引き返してきたのですが、 道は洞川温泉のほうまでつながっているようです。 早朝の渓谷はひっそりと静まりかえって不気味なほどですが、 奈良県の屋根といわれるこのあたりの山の奥深さを感じることも出来ます。 そういえばみたらい渓谷の近くにある公園には、 奥深い奈良の山中に今も遠吠えを聞くというニホンオオカミの目撃情報を求めている掲示物もありました。 確かにニホンオオカミが現れても不思議ではない気もします。
みたらい渓谷 出会滝
みたらい渓谷 名前の由来
みたらい渓谷のメインとなるみたらい滝
みたらい滝を哀伝橋のつり橋から
撮影日2003年7月4日
