岡山県新見市にある満奇洞の洞窟内の壁紙です。 満奇洞は岡山県新見市にあり、中国自動車道新見インターでおりて約20kmほどのところにあります。 新見インターから国道180号線を南下、県道78号線・県道320号線を走ったところにあります。 新見市には他にも井倉洞もありますが、洞窟内の滝やら水の滴る音が絶えずしている動の洞窟井倉洞に対して、 物音ひとつしない静寂の中にある満奇洞は静の洞窟とも呼ばれています。入り口へは駐車場からしばらく坂道を上らなければなりません。 また意外なほどに入り口は狭く、こじんまりとしています。 夏の満奇洞は入ったとたんに天然のクーラーが効いていると思うほど非常に涼しいところで快適です。 また井倉洞に比べると華やかなライトアップが特徴的です。 一人で洞窟内に撮影に入ると、あまりの静けさにどこか地底へタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。 名探偵金田一耕介を世に送り出した作家・横溝正史の映画「八つ墓村」のロケに使用されたことでも有名な満奇洞ですが、 この物語は実際に岡山県の津山市で起きた津山事件を題材に描かれたものだそうです。 そういえば横溝正史の作品には岡山県を利用した作品が多くあるように思います。 他にも犬神家の一族や悪霊島、獄門島なども岡山県や瀬戸内海が舞台です。 そんな作品と、ロケ地であるここ満奇洞はどことなくそういう雰囲気を感じさせるところもあります。 とにかく人がいなければ非常に静かで、特に一番奥にある地底湖の竜宮や夢の宮殿あたりは、 どこかへ引きずり込まれそうなそんな気さえする、時間が止まったように感じる神秘的でまた幻想的なムードが満点です。 まさに奇に満ちた洞窟、満奇洞の名がピッタリ来るなと思いました。 満奇洞は規模的には井倉洞ほども深くはなく、アップダウンもありません。 ただ洞窟内にある湖など、ムードや神秘さ、幻想などという雰囲気はライトアップとも相まって こちらのほうが上かなという印象です。 一方で、洞窟にありがちな奇妙な模様のものもたくさんあり、結構気持ち悪いものもあります。 今回はそれらは掲載していませんが、これぞ洞窟という雰囲気もこういう鍾乳石を眺めていると充分です。 洞窟内はやはりかなり暗いため、写真撮影では三脚必須、また地底湖のある竜宮付近はピント合わせにも気を使います。 あと洞窟内の看板がなかなか数が多く邪魔なところにたくさんあるため、それらを外して撮影というのも苦労します。 満奇洞の奥行きは450m、幅は最大25mほどあります。 また入場料は1000円とやや高めの印象です。
静かでいて華やかなライトアップされた満奇洞の壁紙です。
満奇洞の名前は歌人与謝野晶子夫妻がここを訪れたとき、
奇に満ちた洞窟という意味で
満奇洞(まきどう)と名づけました
撮影日2003年7月21日
